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2010/12/04

【鉄道】大荒れの新青森開業初日

 12月4日、いよいよ新青森開業の日を迎えました。
八戸駅では朝日が差し込む中、
下り一番列車となる盛岡発新青森行93B「はやて93号」を対象に
「出発式」が下りホームで行なわれていました。
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                             (2010.12.04 「八戸駅出発式」)

 そして07:27、いよいよ下り初列車として「はやて93号」が到着。
フルカラーサボも鮮やかなJ73編成が充当されていました。
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             (2010.12.04 93B「はやて93号」新青森行発車案内(八戸))

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                   (2010.12.04 93B「はやて93号」新青森行(八戸))

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                (2010.12.04 93B「はやて93号」新青森行サボ(八戸))

 八甲田トンネル手前では青空も見えていたのですが、
青森方ではどんよりとした鉛色の雲、そして雨が降っています。
途中、七戸十和田に停車しても26分で新青森とは速いものです。
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      (2010.12.04 93B「はやて93号」新青森行車内(七戸十和田-新青森))

 ねぶた囃子が響き、はねとが飛び跳ねながら歓迎してくれた新青森駅は、
まさにお祭り状態。
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                      (2010.12.04 東北新幹線新青森駅ホーム)

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                    (2010.12.04 東北新幹線新青森駅コンコース)

 ホームドアが両側に設置されているため幅が狭く、大混雑です。
時間とともに駅を一目見物にと訪れた人も合わせて、コンコース内も大変な人出に。

 ひとしきり新青森駅の様子を眺めてから、
今度は「青い森鉄道」開業区間の初乗りを、と青森に向かう途中で衝撃的な情報

「東北新幹線 強風のため郡山-福島運転見合わせ」

あららら~初日なのに…となんともやりきれない思いで青森に出ると、
なんと「青い森鉄道」も西平内-浅虫温泉などで
風規制の徐行運転をしているため、大幅遅延との放送。

 乗ろうと思っていた青森11:59発の570M八戸行は、
折り返し前列車となる下り列車が到着せず、
13:30発572M八戸行が先行するとの放送が入りました。
2列車分の乗客を受けて、701系2両編成の車内は立ち客多数の状態。
私もドアそばで立つハメに。
 さらに事態は悪化。
「西平内-浅虫温泉は現在、運転見合わせになっているため、
この列車はとりあえず浅虫温泉まで行きます」との車内放送が!!

 その浅虫温泉で18分ほど停車の後、25km/h徐行で運転再開。
さらに陸奥市川-八戸でも再度、風規制徐行があり、
結局、52分ほど遅れて八戸に到着しました。
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                    (2010.12.04 青い森鉄道572M八戸行(八戸))

 さらにたまたますぐ接続した4534M盛岡行に乗り継いで、
こちらはほぼ定時で18時前に盛岡着。新幹線コンコースに上がると……。

 「風規制遅延まつり絶賛開催中!」

 運転は14時前に再開されましたが、ダイヤは下りを中心に大幅に乱れています。
18:30近くになるのに、下り「はやて・こまち」は2時間以上前の列車が
まだ到着していない状況。
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                (2010.12.04 東北新幹線盛岡駅下り列車発車案内)

 上りも連結相手の「はやて」が先行してしまい、
単独編成で東京に向かう “ひとりこまち” が登場。
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                      (2010.12.04 「こまち34号」東京行(盛岡))

 私はその後走りで上る3036B「はやて36号」の指定券を持っていましたが、
これも盛岡着が66分遅れた上、連結する3036M「こまち36号」を待つため、
さらに停車。結局、盛岡を発車した時点で103分遅れとなります。

 3036Bは盛岡の次は仙台に停車、その後も順調な走りで、
わずかながら遅れを取り戻したりもしたのですが、
なぜか新白河と那須塩原の通過線で一時停車。
その分、増延して、大宮には105分遅延で到着しました。

 さて、ご承知のように新幹線や特急・急行は、
所定到着時刻より2時間=120分以上遅れた場合、特急料金が払い戻しになります。
大宮から先で15分も増延して払い戻し対象になるとは思えなかったので、
早く着かないかなぁ~ぐらいにしか思っていなかったのですが、
上野を前に、変なことになり始めました。

 上野場内に掛かる直前を皮切りに、上野発車直後、御徒町付近と、
何度も停車し、そのたびに「停止信号です。しばらくお待ち下さい」の
車内放送が入ります。そして東京到着の自動放送も鳴り終わった神田付近で
またまた停車。「東京駅が満線のため止まっています」とのこと。
実はこの段階で手元の時計で「118分」の遅延になっていました。

 あれ~?これはもしかしたら、もしかするかも…。
と思った瞬間、右窓外の下り線をMax8両編成が通過。
すると本列車もほぼ同時に動き出します。
東京駅21番ホームに滑り込み、ドアが開く。

 ホームの時計から、実はある予感が走っていました。
所定到着時刻は「20:36」ですが、さて、払い戻しやいかに。
特急券を示しながら改札口で尋ねました。

私「この『はやて36号』は何分遅れということになりましたか?」

女性社員「119分です。申し訳ありません。」

私「それは…芸術的ですね…。」

 「119分遅延」なんていう見事なワザを見せられたら、
イヤミでもなんでもなく、本心からそう思いますよ。
もちろん特急券は記念に頂いてきました。
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 4日はこの強風による遅延以外にも、東京駅でドア扱いを失念したまま
「乗客ゼロ」で列車を発車させててしまうトラブルもあったようで、
なんともグダグダな全線開業日になってしまいました。

 でも、「東北新幹線全通、バンザ~イ!」

追伸:東奥日報Web版によれば、この日の東京20:04発
最終の新青森行「はやて41号」の新青森到着も「119分遅れ」だったようです。
やるな、JR東日本…という感じ。

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2010/12/03

【鉄道】最終「八戸行」新幹線

 12月4日(土)は、東北新幹線新青森開業。
大宮-盛岡での暫定開業から28年、ようやくの全線開通です。
ということは、3日限りで「八戸行」新幹線は最後。
4日の初乗りの前に、乗り納めをすることにしました。

 最終「八戸行」となるのは「はやて33号」。
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 発車を前に、東京駅20番線ホームに上がると、
発車時刻表示板に大勢の人がカメラを向けています。
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     (2010.12.03 3033B「はやて・こまち33号」八戸・秋田行発車案内(東京))

 私も狙っていると、不思議そうに眺めていた出張サラリーマン風の男性が、
「これはどういう意味があるんですか?」と尋ねてきました。
「八戸行は最後なんですよ」と答えると、
「ああ、なるほどねぇ~」と感心した様子で、
自らも携帯電話を取り出し、カメラを向けていました。
もちろん「八戸」を出したサボも大人気です。
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                (2010.12.03 3033B「はやて33号」八戸行サボ(東京))

 「はやて・こまち33号」は、強風による列車遅延が発生していた
総武線からの接続を取って、東京を所定の20:04から3分遅れての発車。
途中も速度を抑えた区間があったようで、八戸にも3分の遅れを持ったまま到着。

 おそらく定時列車での設定は二度とないであろう「八戸行」新幹線の
最終列車から降り立ったのは各車両10人程度。
到着した下りホームでは、明朝に向けて
「出発式」の会場作りが行なわれているところでした。
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                        (2010.12.03 八戸駅新幹線下りホーム)

 また、掲示板の更新作業も徐々に進められています。
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                        (2010.12.03 八戸駅新幹線下りホーム)

 そしてこちらも八戸駅から姿を消す「東北本線」の文字。
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                     (2010.12.03 八戸駅在来線乗り換え改札口)

 八戸-青森は、東北本線としての歴史を今夜で閉じ、
あすからは第3セクター「青い森鉄道」としての再出発を図ります。
ところが、東北新幹線、そして青い森鉄道とも、
大変な初日となってしまいました。続きは次稿で。

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