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2011/10/22

【鉄道】常紋峠の秋を撮る ~2日目~

 常紋2日目の10月22日は土曜日。天気もなんとか持ちそうで、
最後の秋の風景を収めようとする多くの人出が予想されました。

 北見のホテルを7時前に出発。一路「146kp」へ。

 到着してびっくり。駐車中の車が長蛇の列をなしています。

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                              (2011.10.22 常紋146kp状況)

お立ち台も大賑わいです。最終的には25人を超えるカメラマンが集結。
でも、伐採で視界が広がっているため、このぐらいの人数ではびくともしません。
みなさん、思い思いの場所にカメラを据えて、「主役」の到着を待ちます。

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                              (2011.10.22 常紋146kp状況)

8:30、いよいよ、日中走行としては唯一となってしまった8071レがやってくる時間。
麓の方から、峠をあえぎあえぎ上ってくる重々しいエンジン音が聞こえてきます。
林道の生田原方の踏切の警報音も聞こえ始めました。
このポイントでの“たまらない瞬間”です。

やがてS字の向こう側から、本務機がゆっくりゆっくり、姿を現します。
本当に、歩むように、一歩一歩、羊腸の小路を上ってきます。

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(2011.10.22 8071レ臨高速貨B北見行(生田原-常紋(信)))

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(2011.10.22 8071レ臨高速貨B北見行(生田原-常紋(信)))

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           (2011.10.22 8071レ臨高速貨B北見行(生田原-常紋(信)))

この重量感、この存在感がたまりません。
一年に一度、この瞬間に出会いたくて、やってきました。

この後、回っておきたいポイントをいくつか巡ることにします。
まず、比較的最近、立木が伐採され、視界が開けたことで知られる
通称「生田原の新伐採地」へ。
ここからはかなりの遠距離になりますが、
生田原からの峠の入り口の短いストレートを抜くことが出来ます。

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               (2011.10.22 13D特オホーツク3号網走行(生田原-常紋(信)))

続いて林道を常紋方面へ向かった先のS字ポイントへ。
踏切サイドから勾配を上る列車を押さえるのが定番ですが、
踏切の手前で、上り・下りのどちらもS字を描く様子を
見通せるポイントを見つけ、そこから狙ってみました。
まずこちらは勾配を下る上り列車向き。

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(2011.10.22 石北本線4662D遠軽行(常紋(信)-生田原))

そしてこちらは勾配を上る下り列車向きです(以下写真は後追いですが)。

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(2011.10.22 16D特オホーツク6号札幌行(常紋(信)-生田原))

振り向けば、一列車でどちらの構図も収められる
「1か所で2度おいしい」ポイントです。

そうこうするうち、雨が落ちてきました。
もし天気が持てば、8074レの金華交換をバルブしようかと思っていたのですが、
雨が激しくなってきたのでカメラは出さず、
下見として、カマの停車位置を見極めるに留めました。

さすが「石北貨物」。有効長ギリギリ、本務機が
出発信号機のATS地上子を踏むんじゃないかというところまで進んで停車。
後補機はホームからは見えない位置です。

定時通過の15D特オホーツク15号と交換後、
連結器のジョイント音とエンジン音を響かせながら、
雨の峠道へと発車していきました。

あすは実質的な最終日。でも天気は「雨」の予報。
ついていませんね。日頃の行ないの問題でしょうか…。

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2011/10/21

【鉄道】常紋峠の秋を撮る ~1日目~

 遅い夏休みを利用して、北海道は石北本線・常紋峠に来ています。
夏休みを秋にずらして常紋を訪れるのは3年連続です。
特に今年は、主に北見のタマネギを運ぶ「石北貨物」が
今期の運転を最後に廃止されるとの見通しもあって関心が高まっていました。

 幸い、地元の廃止反対の陳情などが功を奏して、
今後2年間については運転継続が決まりましたが、
JR貨物が廃止理由の一つに「機関車の老朽化」を挙げている以上、
先行きは極めて不透明です。

 そんな背景もあって、今期の運転は1往復のみと、
去年の2往復からさらに削減されてしまいました。
しかも早朝 4:38に北旭川を出て、朝方、9:32に北見に到着する8071列車と、
宵のはじめの18:40に北見を出発し、
深夜の23:15に北旭川に着く8074列車のスジでの運転となり、
日中の明るい時間帯の走行写真が撮れるのは、
「朝の下りのみ」ということになってしまいました。

 それでも、紅葉の常紋峠をゆく貨物列車が撮影できる機会は、
もうそれほど残されていません。撮影効率の悪さには目をつぶり、

 東京から東北新幹線→「白鳥」→「北斗」→「スーパーカムイ」と
乗り継いで旭川で1泊。「オホーツク」で10月21日(金)正午前に北見入りしました。

 レンタカーを借り出すと、明日朝の下見を兼ねて、
まずは超有名ポイント「146kp」へ。
肝心の紅葉ですが、遠軽や北見の山々は、なかなかいい感じに“燃えて”いました。

 期待しつつ、去年、伐採でマル見えになっていることに驚いた「146kp」に着くと、

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                 (2011.10.21 常紋146kpの風景(生田原-常紋(信)))

 うーん、ピークを過ぎていました。多くの木が既に葉を落として冬の姿に。
それでも、まだ残っている赤や黄色に染まった木と絡める
アングルを探って、特急「オホーツク3号」を狙います。

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(2011.10.21 13D特「オホーツク3号」網走行(生田原-常紋(信)))

 さらにその約20分後に下ってくる(勾配は「上ってくる」)
キハ40単行の4665D網走行。

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(2011.10.21 石北本線4665D網走行行(生田原-常紋(信)))


 4665Dの現場通過時刻は14:10ごろなのですが、
早くも山影が線路を覆います。現場でご一緒していた方もこの列車で撤収。
去年までなら、この後、北見から下ってくる8072レを狙うのですが、
それも昔物語になりました。

 それでももったいないので、常紋(信)へ回り、
上ってくる(勾配も「上ってくる」)特急「オホーツク6号」を迎えました。

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(2011.10.21 16D特「オホーツク6号」札幌行(常紋(信-生田原))

 すっかり山影です。「秋の日はつるべ落とし」です。

 これで走行写真は「終了」。ですが、「走り」がダメなら「止まり」があります。

 北見から上る8075レは、遠軽で20:04-20:09の5分間停車します。
これをバルブしようという作戦。
夕食をとるなどして時間を過ごし、遠軽駅へ向かいました。

 遠軽駅ホームにはファンの姿が5、6人ほど見られるなか、到着。

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                  (2011.10.21 8074レ高速臨貨 北旭川行(遠軽))

 そしてバルブ!

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                  (2011.10.21 8074レ高速臨貨 北旭川行(遠軽))

 この、北見発の列車のスジが日中から外れたのが痛かったですね~。

 あすは早起きして、8071レから撮影をスタートさせるつもりです。

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